オペレーション・ピンシャー(Operation Pincher: 1949 What If?)

CF010

4,800円(税込5,280円)

『Operation Pincher: Stalin's Drive In the Middle East, 1949 – What If?』は、1946年から1949年にかけて、実際にペンタゴンで計画された一連の「ピンシャー」防衛計画に基づいた仮想戦ゲームです。

1949年に、スターリンがヨーロッパに侵攻するのと同時に、南東ヨーロッパ及び中東を攻撃したら、という設定です。その目的は、電撃的に油田及び北アフリカとペルシア湾北側の連合軍基地を制圧することでした。これによりヨーロッパへの原油供給を絶ち、ソ連本土に対するアメリカの核攻撃基地を奪うことが可能でした。

そのアメリカ軍による原爆攻撃がルール化されていますが、政治的な制約が課せられます。また1940年代後半に顕著だった反帝国主義運動の影響もあります。アメリカが原爆だけでスターリンの野望を打ち砕こうとするなら、戦略的勝利が帳消しになるほどの環境的、社会政治的な損害を与えることになるでしょう。

マップにはアルバニアとトラキアからベンガジ、クウェートまで、テヘランとカスピ海まで含まれています。1ヘクスの対辺距離は97 km、1ターン(全8ターンをプレイ)は2週間に相当します。

共産勢力はソ連とその衛星国が軍規模でユニット化されています(超精鋭の親衛空挺師団もあり)。連合軍は軍/軍団/師団/旅団/連隊規模。ゲーム開始時にはアメリカ軍ユニットは存在しませんが、「連隊戦闘チーム」と海兵連隊と旅団が増援として駆けつけます。空軍力は抽象的に表現されています。

本作戦は第2戦線のため(主戦線は西ヨーロッパ)、共産軍プレイヤーは自軍に与えられる正確な戦闘序列がわかりません。12ないし14個のソ連諸兵科連合軍、機械化軍、打撃軍、戦車軍と、衛星国の軍及び軍団が10個、それに3ないし7個の精鋭空挺師団の参加が見込まれます。

ゲーム展開は通常、3段階になっています。まず、共産軍の「ジャガーノート」がトルコとメソポタミア深部まで侵攻します。トルコ軍とイスラエル軍、それにアメリカ軍が使用する原爆だけがその足を遅らせることができるでしょう。ソ連軍の損害がかさみ、アメリカの威信が低下した頃に第2段階に突入します。両軍の機動部隊はマップ上の重要地点の防衛、またはそれに対する攻勢を開始します。ソ連軍の空挺師団もこの段階で投入されることになるでしょう。引き続き原爆は使用されますが、ポイントを絞って使われることになります。この段階をうまく切り抜ければソ連軍は勝利を達成するでしょう。しかし第3段階まで推移すると、共産軍に奪われた重要地点を取り返すため連合軍の反撃が始まります。最終的な勝敗は得点で判定します。

クレジット: Operation Pincher: Stalin's Drive In the Middle East, 1949 (2018)
  • ゲーム・デザイン: Ty Bomba
  • グラフィック: Ania B. Ziolkowska
コンポーネント:
  • 日本語ルールブック:A4判10ページ(GoogleドライブによるPDFの提供)
  • A1判マップ1枚
  • 駒シート1枚(15 mm角)
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