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- POD / DTP / PDFゲームについて
パソコンの普及やそれに伴う印刷のデジタル化に伴い、ウォーゲームの出版方法も多様化しています。このページではオーソドックスなものを除く、出版方法の違いを解説します。
POD
「Print on Demand」の略で、その名のとおり「注文を受けてから印刷する」ゲームです。当店では、White Dog GamesとConflict Simulations Limitedの商品がこれに該当します。メーカー・サイドからすれば、在庫を抱えなくて済むというのが最大のメリットになります。
PODのメリット:
- 製造ロットによる制約がないので、特別な事情がない限り絶版にならない。※当店で品切れになっている時は【在庫切れ商品の再入荷通知を受け取る】をクリックしてメールアドレスを登録してください。リクエスト数に応じてメーカーに発注いたします。
- 上と同じ理由から、市場ニーズに束縛されずに多彩なテーマのゲームを出版できる。
- コンポーネントの内容に対して価格が割高に感じられる。
- オーソドックスな印刷に比べると品質に劣る。裁ち切りが使えない（四方に余白が出る）。
- 製造してしばらくは独特な刺激臭が残る。
DTP
「Desk Top Publishing」の略で、本来の意味は印刷物に必要な編集・製作の作業をパソコン上で行うこと（さらにプリンターで印刷すること）で、ここでは「DTP作業によってつくられたデータをプリンターで出力したコンポーネントを用いるゲーム」と定義します。そのデータだけの提供は以下で述べる「PDF」に分類します。
Tiny Battle PublishingとDDH GamesはDTPメーカーですが、どちらもカウンターはカットされています。
同じくHigh Flying Dice GamesもDTPメーカーですが、こちらはカウンターをカットする必要があります。
DTPのメリット:
- PODほどではないが、多品種小ロット（50部程度）に対応できるので、特別な事情がない限り絶版にはならない。※当店で品切れになっている時は【在庫切れ商品の再入荷通知を受け取る】をクリックしてメールアドレスを登録してください。リクエスト数に応じてメーカーに発注いたします。
- PODと同じく、ユニークなテーマのゲームが多い。
- PODと同じく印刷の品質に劣る。耐久性はPODに劣ることも。メーカーによってはA3判が印刷最大サイズのため、貼り合わせで対応している商品も。
- ものによっては刺激臭（駒を台紙に貼る時のボンドの臭い）がする。
- PODほど小回りが利かないためか、再入荷まで時間がかかることがある。
「Portable Document Format」の略で、プラットフォーム（Windows, Macintosh）に依存せずにデータどおりに印刷できるファイル形式のこと。ルールとコンポーネントはデータによって提供され、ユーザーは自分のプリンターか出力サービスを利用して印刷、加工の必要があります。当店では現在、BANZAIまがじんの雑誌及び付録ゲームのPDF販売を行っています。
