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  • スティックス&ストーンズ第2版

「第三次世界大戦でどのような兵器が使われるかはわからない。だが、第四次世界大戦では、木の棒と石で戦うことになるだろう」──アルベルト・アインシュタイン
 

『スティック&ストーンズ』第2版登場

限定的な核戦争によりロシアと米国の大半が焼き尽くされた7日後、共産党政治局は核に汚染されていない土地を手に入れようとソ連軍は西ドイツ国境を突破した。国境周辺に駐屯していた米機甲部隊はこれに対応、アインシュタインが予言したより進んだ兵器で第四次世界大戦が戦われることになったのである。
 

第2版で何が変わったのか 

  • ルールはアップデート、改訂され、洗練されました。デザイナーが目指しているのは理解が容易で、しかも誤解されないルールです。レイアウトも一新してさらに読みやすくなりました。
  • プレイヤー補助カードも同様です。また射撃戦結果表も『ポーランド・ストライクス』に合わせたものになっています。
  • もともと見栄えのするカウンターやマップ、カードはそのままです。もし第1版をお持ちならルールとプレイヤー補助カードをここからフリーでダウンロードできます(リンク先はメーカーのサイトです)。
 

プレイの方法は?

『スティックス&ストーンズ』の各ターンは複数のフェイズで構成されます。ターンの開始時、ダイスを振って主導権プレイヤーを決めます。ダイスの目が同じなら前ターンに主導権を持っていなかったプレイヤーが、またはフォーカス・マーカーを主導権ボックスに置いているプレイヤーが主導権プレイヤーになります。フォーカス・マーカーの使い方はこのゲームの独自のもので、司令官が戦場全体に目を配らせているのか、それとも戦術的なことにコミットしているのかを簡単なルールで再現します。次にプレイヤーはシナリオで決められた枚数のアクション・カードを引きます。カードには火力支援(航空攻撃や砲撃)、回復をアシストするもの、敵が使用したカードを無効にするものなどがあります。その後、混乱したユニットの回復をダイスを振って判定します。アクション・カードの他に特別なエイド・チットがあり、部隊を前線に復帰させるのに役立ちます。

次が射撃フェイズで、プレイヤーはユニットまたはスタック単位で射程内かつ「見える」敵に対して交互に射撃を行います。目標が敵戦車なら、射撃ユニットの装甲貫徹力から目標の装甲値が引かれます。射撃戦結果表を使い、ダイスを振って結果を判定します。結果はヒット数で、目標はその数だけモラル・チェックを行わなければなりません。パスすればヒットは無効になります。射撃戦では目標がいる地形、側面射撃、フォーカス・マーカー(司令官の前線指導を表します)、アクション・カードなどの修整がつきます。

射撃が終了すると移動です。射撃フェイズと異なり、1人のプレイヤーが移動させたいユニットを全部動かしてから、相手のプレイヤーが移動を行います。一部のユニットは移動してから射撃、または射撃してから移動ができます。また射撃しなかった敵ユニットは、移動中のユニットに対して機会射撃を行えます。ここでもアクション・カードの使い方が重要で、動けないはずの射撃したユニットが移動したり、地雷原が待ち構えていたりと、戦場の混沌が再現されます。

最後にエイド&フォーカス・フェイズを行います。「プラトゥーン・コマンダー」シリーズでは、ユニットになったHQが射撃目標にされる……という不自然なことが起こらないよう、エイド、フォーカス・マーカーで司令部の働きを再現しています。追加の武器・弾薬を送ったり、回復を急がせるなどを行えます。マーカーを置くことでユニットに戦闘やモラルのボーナスがつくのです。また、主導権判定の修整にも使うことができます。
 

各ゲームに含まれるもの:

  • 厚紙製の駒88個。M901、M113、T-72、T-80、M1エイブラムスなどが登場します。
  • 核戦争後の戦場を表すマップ1枚。
  • シンプルなルールとシナリオ。第五次世界大戦が始まるまでにプレイできるでしょう。
  • プレイヤー補助カード3枚。
  • アクション・カード18枚。
  • 収納用のジップロック。
  • この他、6面体ダイス2個が必要になります。
 
ゲーム・デザイン: マーク・ホルト・ウォーカー
プレイヤー数: 2人
プレイ時間: 60-90分間
難易度: 中
ソリティア適性: 高