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20世紀最初のエクアドル・ペルー戦争
エクアドル・ペルー戦争
4,000円(税込4,400円)
40 ポイント還元
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BG-0208
エクアドル・ペルー戦争
4,000円(税込4,400円)
40 ポイント還元
エクアドルとペルーの国境紛争はスペインから独立した直後から始まり、1998年に最終的な和平協定が結ばれるまで断続的に続きました。20世紀中に3回の軍事衝突が発生し、その最初が「1941年戦争」と呼ばれる「エクアドル・ペルー戦争」です。どちらが先に敵対行動を開始したのかは諸説ありますが、北軍分遣隊(Agrupamiento del Norte)を結成して戦争の準備を粛々と進めていたペルーに対し、エクアドルは軍事クーデターを恐れたアロヨ大統領が軍事予算をカット、主要な幹部を投獄するなど、大規模な軍事行動を取れる状態ではありません。

ともあれ7月5日に戦端が開かれ、31日に停戦するまで両国の国境地帯を中心に散発的な戦闘が繰り広げられました。準備万端のペルー軍はチェコ製の戦車を先頭を立てて進撃を行い、また小規模ながらも空挺作戦に成功、エクアドルの港湾都市プエルト・ボリバルを占領するなど大きな戦果をあげました。

エクアドル・ペルー戦争は小国同士の戦いでしたが、陸海空で戦闘が行われ、ゲームでもそれらの要素を漏らさずシミュレーションしています。基本システムはエリア=インパルスで、交互に部隊を活性化・作戦を行わせるもの。沿岸部の国境線付近では従来型の戦闘が展開され、アマゾン川など辺境地における前哨基地をめぐる戦闘はアブストラクトに処理されています。また航空支援やそれに伴う航空戦、海戦(軽巡洋艦や駆逐艦、砲艦が登場)も行われます。

史実ではペルーのワンサイド・ゲームでしたが、エクアドルのアロヨ大統領が軍事的・政治的な圧力を受けることで軍部が自由に動ける可能性もゲーム・システムの中に落とし込まれており、歴史の可能性をゲームで探ることができます。

本作はスペインSNAFU社が発行している『Equatorial Clash』の日本語版です。スモール・バトルズ・シリーズの第3弾になります。

クレジット: Equatorial Clash (2022)
  • ゲーム・デザイン: Marc Figueras
  • グラフィック: Nils Johansson
コンポーネント: フォルダ入りボードゲーム
  • 日本語ルール: A4判16ページ
  • マップ: A2判1枚
  • カウンター: 15ミリ角99個
  • プレイ補助カード: 3枚
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レビュー

エクアドル軍とペルー軍が激突する興味深いシミュレーション
  • Jun
  • 30代
  • 男性
  • 2024/02/16 12:04:37
正直なところ、この話題はほとんど出てこないが、この南米での小規模な紛争で空、陸、海の戦いがシミュレートされるのだから、この紛争に関する全体的な経験をプレーヤーに与えることに間違いはないはずだ。
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