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マリアナ沖海戦のソリティア・ゲーム
【印刷済み日本語ルールブック付き】Carrier Battle: Philippine Sea
12,500円(税込13,750円)
130 ポイント還元
CG-CBPS
【印刷済み日本語ルールブック付き】Carrier Battle: Philippine Sea
12,500円(税込13,750円)
130 ポイント還元
本作はVictory Gamesから出版された『Carrier』をベースにした、マリアナ沖海戦をテーマにしたソリティア・ゲームです。『Carrier』と比較してペーパーワークの負担を軽減し、また1942年と1944年の空母戦の違い、特に米軍の防空システムの変化が盛り込まれています。

マリアナ沖海戦は、結果だけ見れば米軍のワンサイド・ゲームでしたが、米軍は好機があったにもかかわらず海戦2日目の夕方に1回しか攻撃隊を送り出せていません。しかも艦隊空母2隻は潜水艦の手柄でした。こうした背景から、第58任務部隊を率いることになるプレイヤーには、史実以上の戦果が求められます。

「マリアナの七面鳥撃ち」と揶揄された日本軍艦載機ですが、適切な迎撃を行えなければ、そして少しの不運が重なれば、エセックス級空母が沈められる可能性もあります(プレイの例でそのような事態が起こる可能性が紹介されています)。また、登場する可能性があった「追加艦艇」を用いれば、戦場の霧はさらに濃くなり、興味深い状況を楽しむことができます。

史実シナリオとは別に、日本軍が緒戦の勝利に慢心せず、1942年から戦力温存・長期持久体制に移行して1944年に来寇する米艦隊を迎え撃つ仮想戦シナリオも用意されています。

ルールブックのボリュームはかなりのものですが、端々に挟まれるデザイン・ノートにルールの意図が説明されており、理解の助けになるとともに、歴史的背景を学べるようになっています。

クレジット: Carrier Battle: Philippine Sea (2022)
  • ゲーム・デザイン: Jon Southard
  • 出版元: Compass Games
コンポーネント: ボックス入り
  • 日本語ルール: レターサイズ36ページ&プレイブック20ページ(チャート含む)(Googleドライブ上にPDFファイルを用意)
  • マップ: 1枚
  • カウンター・シート: 2枚
外部リンク:
※売り切れの時は左下の再入荷通知機能からリクエストいただければ、入荷後にメールにてお知らせいたします(ご予約や再入荷を確定するものではありません)。

レビュー

無人島に持って行きたいゲーム
  • takoba39714
  • 50代
  • 男性
  • 2024/02/14 07:07:10
手強いルールのゲームですが、ルール参照番号付きのシークエンスフローや、図表の掲載場所がルール上に記載されているなど、ユーティリティに配慮されており、慣れれば(笑)プレイはサクサク進みます。
シークエンスチットの引き方や、日本軍の登場の仕方などが前作より改善されている、日本軍航空ポイント管理ルールが改善されるなど、プレイアビリティも向上。
前作でオミットされた潜水艦も出るし、索敵はちゃんと扇形で出来るようになりました。
なにより時代が進んだおかげで、対空火力が頼りになるし、進化したレーダーのおかげでいきなり日本軍機が頭上から降ってくる確率は減り、待伏せインターセプトも可能になったので、前作のようにニミッツをタイムスリップさせたくはならなくなりました。
ただ、そうは言っても史実の様な大勝利を得る事は容易ではなく、艦隊司令であるプレイヤーは、史実以上に「なぜもっと積極的に攻めなかったのか」と批判を受ける事になりかねません。
プレイヤーに数々の選択を都度求められる、ソリティアとしては至極のゲームです。
全国一千万人の空母戦ゲーマーはその愛の力で是非ともプレイして欲しい一作。
なぁに、多少ルールを間違っても、ソリティアですから誰も咎めはしませんよ。




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