• 適正プレイヤー数: 2-4人（4人が最適）
• ソリティア適性: C（情報秘匿ルールがあり、ソロプレイには工夫が必要）

『Greek Tragedy』では、プレイヤーは共産主義（Communists）と王党派（Monarchists）の2つの陣営に分かれ、戦後のギリシャの覇権を争います。両陣営はそれぞれ2つの勢力（チーム）で構成されており、2-4人のプレイヤーでゲームを行います。

プレイヤー（またはチーム）は、軍事的成功と社会経済的・政治的成功の組み合わせによる勝利を目指します。具体的には都市や地域を占領したり、各ターンで社会経済的・政治的競争に勝利したりするなど、さまざまな方法で勝利ポイントを獲得することを目標にします。

プレイヤーのリソースには、ボード上のユニットと手札があります。ゲーム開始時の共産主義は、不活動の共産主義細胞（Communist Cells）、抵抗組織（Resistance Bands）アンダルテ（Andartes）、抗争や経済的負担を解消するために抵抗活動に参加したノンポリ市民（apolitical citizens）を表します。王党派ユニットは、小規模の守備隊、右翼民兵、元ギリシャ抵抗組織に反旗を翻したナチの協力者、警察部隊を表します。ゲーム中、プレイヤーは新たなユニットを「召集（Mustering）」できます。これらのユニットは、プレイヤーにとっての攻撃対象であり、プレイヤーが支配する都市と地域の防御値、そしてプレイヤーが攻撃を行う際の基本となる値を定義します。

しかし、戦闘の勝敗は主にカードのプレイによって決まるため、プレイヤーは手札に基づいて慎重に計画を立てなければなりません。カードはプレイヤーまたはチームごとに2つのデッキ──20枚のメイン・デッキと18枚のボーナス・デッキです。ボーナス・デッキは戦闘の勝利、政治／インフラボックス、特定のカード・イベントによって使用可能になります。このボーナス・デッキにより、ゲームのたびに新たな戦術的な策略と、全体的な不確実性がもたらされます。

【POD製品に関して】
本製品はPOD（Print on Demand）で製造されており、使用しているインクなどが一般の印刷と異なるため匂いが残っていることがあります。その場合は風通しの良い場所にしばらく放置するなどして匂いを抜いてから使用してください。またカウンターシートからカウンターが脱落していることがあります。カード類はスリーブに入れて使用することを推奨します。