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バルバロッサ作戦から冬季反攻まで
モスクワ電撃戦2フォリオ版
3,200円(税込3,520円)
30 ポイント還元
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F-002
モスクワ電撃戦2フォリオ版
3,200円(税込3,520円)
30 ポイント還元
本作はミニボックス仕様で販売されていた『モスクワ電撃戦2』のフォリオ版です。ルールブックがA4判になり、カードもポーカー・サイズ(63 mm x 89 mm)に変更されました。

『モスクワ電撃戦2』はSSシリーズの『モスクワ電撃戦』を完全リメイクした新作です。
バルバロッサ作戦からソ連軍の冬季反攻、それに対するドイツ軍の反撃までをカバーした2人用の作戦級ゲームです。プレイヤーは兵站カードを用いて作戦を組み立てる必要があります。どのカードを選ぶか、そしてどの順番で使うのかによって戦局が大きく変化するので、計画的な作戦立案が求められます。

プレイ時間は90分。初心者はもちろん、ベテランの方にもちょっとした空き時間に楽しんでもらえるゲームです。

クレジット: モスクワ電撃戦 (2016)
  • ゲーム・デザイン: 中黒 靖
  • グラフィック: 中黒 靖
コンポーネント: A4判フォリオ
  • 日本語ルール: A4判12ページ
  • A3判マップ: 1枚
  • カウンター: 14mm角丸50個
  • カード(ポーカーサイズ): 12枚
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レビュー

はじめてのウォーゲーム
  • 久保智樹
  • 20代
  • 男性
  • 2024/09/03 18:38:01
カタンなどのボードゲームの経験はあれど、ウォーゲームは一度も経験がない状態で新しい体験がしたいと購入。

未経験者2名でプレー開始。
ルールの読み込みはボドゲに慣れているので30分ほどで終了。
ウォーゲームはルールが重たいと勝手に思っていただけに、ルールは比較的軽いゲームであると驚きがありました。
なれたウォーゲーマーならもっと手軽に理解できるのかも。

1戦目は手探りプレー。
ソ連を握ってドイツの攻撃を受ける。相手プレイヤーのダイス運がよく10以上のユニットが瞬く間に殲滅。敗着を覚悟したが、しかし畑から人が取れるでお馴染みのソ連軍は損害が嘘かのように無限に復活する部隊があった。

ドイツの進撃をドニエプル川で受け切り、レニングラードは陥落するも他の重要都市は守り切り勝利。

2戦目は攻守を逆転。
ドイツ軍を握り前面のソ連軍を蹴散らすと、ソ連の復活と再配備の前に全力で部隊をモスクワに前進し包囲。2ターンの攻防の末モスクワが陥落しソ連プレイヤーが投了。

総括すると、実力と運のバランスの取れた傑作。
他のウォーゲームを知らないので比較できないが、ボドゲプレイヤーとして色々遊んだ三からしても満点評価。

ウォーゲームとして、その兵力の展開は当然実力が大きく関係する。そして戦闘の勝敗はサイコロという運の要素に左右される。
しかし、この運の部分に対して、配られたカードで介入可能で、お互いの手札の切り方に寄ってはサイコロの出目が悪くても戦闘を押し切れるなど、運を実力でひっくり返せる技術介入によってリプレイ性の高い体験が可能な一作となっている。

兵力の運用とサイコロでの戦闘判定というウォーゲームに求めている基本的な要素を抑えつつ、カードによって結果を動かせるという深みのあるデザインである点が絶妙なバランスの良さを作っている。

加えて、慣れた2戦目は3ターン目までに要したのは30分程度であり、ソ連プレイヤーが投了せず6ターンプレーしたとしても一時間程度で遊びきれる軽さも魅力。

運と実力のバランスがよく、故にリプレイ性が高く、そして所要時間の短さゆえに実際に1日で数回遊べるリプレイ性。

ウォーゲームに初めて触れるならこれで間違いなかったなと思えたそんなゲームでした。
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