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1941年の東アフリカ戦役。イタリア初の植民地エリトリアの運命は?
【印刷済み日本語ルールブック付き】La Primogenita
9,000円(税込9,900円)
90 ポイント還元
LWG-LP
【印刷済み日本語ルールブック付き】La Primogenita
9,000円(税込9,900円)
90 ポイント還元
La Primogenitaとはイタリア語で「長子」を意味し、最初の植民地であるエリトリアを指します。本作はそのエリトリアをめぐる1941年の東アフリカ戦役の作戦級ゲームです。デザイナーは以前Revolution Gamesから『The Road to Cheren』をリリースしたKim Kanger氏。『La Primogenita』は前作とは全く異なるゲーム・システムが用いられています。



本作ではユニークな「命令システム」が用いられています。毎ターン2回の命令フェイズがあり、両プレイヤーは各命令フェイズで4つの命令マーカーを選択できます。命令には主命令(比較的大規模な作戦が可能)と小命令(限定的な作戦とイベント)、それに付帯命令があります。付帯命令は単独では使用できず、自軍の主命令と一緒に実行する、または敵の主命令に対するリアクションとして使用できます。例えば連合軍が「全力突撃」の主命令で攻撃を行った際、特定の戦闘で「マチルダ」の付帯命令を出すことで、その戦闘では連合軍は通常なら一部の戦闘結果でしか得られない「再戦闘」が行える、などです。

第1命令フェイズで用いた命令を第2命令フェイズでも使用できますが、その際にはコストが大きくなります(命令マーカー2個分または3個分と数えられます)。コスト高になっても同じ主命令を出すのか、それとも多彩な命令でチャンスを広げるのか、作戦的な判断が問われることになるでしょう。

戦力と火力で優越する連合軍ですが、北アフリカにドイツ軍部隊がやってきたため、悠長に攻撃していると作戦中断、兵力の転用を命じられるかもしれません。連合軍はイタリア軍だけではなく、時間と、補給と、渇きと戦わなければならないのです。

クレジット: La Primogenita (2022)
  • ゲーム・デザイン: Kim Kanger
  • グラフィック: Kim Kanger
コンポーネント: ボックス入り
  • 日本語ルール: レターサイズ12ページ(GoogleドライブにPDFファイルを用意)
  • マップ: 1枚
  • カウンター・シート: 1枚
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