CSL-GNW
【印刷済み日本語ルールブック付き】The Great Northern War
7,000円(税込7,700円)
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ポイント還元
重要: コンポーネント・リストにはマーカー10個と記載がありますが、本製造ロット分は5個です。お詫びして訂正いたします。
『The Great Northern War』は大北方戦争をテーマにしたカードを用いたウォーゲームです。国力をハンドサイズ(手札の枚数)で表し、行動判定に「トリックテイキング」を用いるなど、ユニークなシステムで構成されています。ゲームには専用のトランプがセットされており、ゲーム中の歴史的なイベントもカードで再現されます。
デザイナーズ・ノート(部分): このデザインは『Pike & Piquet』に似ていますが、特定の古いカード・ゲームに依存しているわけではありません。ただしシステムは『Whist』に似ています。私はFred Servalと彼の『Very Civil Whist』に感謝しています。このゲームを研究して以来、これまで考えたことのない方法でカードを使用するデザインをいくつか作成する大きなインスピレーションを得ました。繰り返しになりますが、外交的アピール・トラックも『Very Civil Whist』の政治的モメンタム・トラックと同じ構造を使用しています。
とは言え、『The Great Northern War』は、いくつかの重要な抽象化はあるものの、より伝統的なウォーゲームです。『Pike & Piquet』とは異なり、人的資源はハンド・サイズによって抽象化され、マップ上にはリーダーのみが表示されます。ハンド・サイズをプレイヤーのリソースとするアイディアは、Mark McLaughlinとFred Schachterの『Hitler’s Reich』から拝借しました。戦闘システムもこのゲームからヒントを得ています。ただし、『The Great Northern War』で使用できるカードの値の範囲は『Hitler’s Reich』よりも狭いため、振るダイスの数を3個ではなく2個にしています。
これは明らかにシミュレーションと言うよりゲームですが、私は描かれる歴史がシミュレーションに向くようにゲームのバランスをとるよう努めました。スウェーデン軍プレイヤーにワルシャワとクラクフを攻撃するよう強制するのではなく、強力な値10のカードにアクセスできるようにしています。つまり歴史どおりの展開を強制するのではなく、歴史を反映するインセンティブを提供することで、プレイヤーに歴史的な展開を取らせようというわけです。
『The Great Northern War』は大北方戦争をテーマにしたカードを用いたウォーゲームです。国力をハンドサイズ(手札の枚数)で表し、行動判定に「トリックテイキング」を用いるなど、ユニークなシステムで構成されています。ゲームには専用のトランプがセットされており、ゲーム中の歴史的なイベントもカードで再現されます。
デザイナーズ・ノート(部分): このデザインは『Pike & Piquet』に似ていますが、特定の古いカード・ゲームに依存しているわけではありません。ただしシステムは『Whist』に似ています。私はFred Servalと彼の『Very Civil Whist』に感謝しています。このゲームを研究して以来、これまで考えたことのない方法でカードを使用するデザインをいくつか作成する大きなインスピレーションを得ました。繰り返しになりますが、外交的アピール・トラックも『Very Civil Whist』の政治的モメンタム・トラックと同じ構造を使用しています。
とは言え、『The Great Northern War』は、いくつかの重要な抽象化はあるものの、より伝統的なウォーゲームです。『Pike & Piquet』とは異なり、人的資源はハンド・サイズによって抽象化され、マップ上にはリーダーのみが表示されます。ハンド・サイズをプレイヤーのリソースとするアイディアは、Mark McLaughlinとFred Schachterの『Hitler’s Reich』から拝借しました。戦闘システムもこのゲームからヒントを得ています。ただし、『The Great Northern War』で使用できるカードの値の範囲は『Hitler’s Reich』よりも狭いため、振るダイスの数を3個ではなく2個にしています。
これは明らかにシミュレーションと言うよりゲームですが、私は描かれる歴史がシミュレーションに向くようにゲームのバランスをとるよう努めました。スウェーデン軍プレイヤーにワルシャワとクラクフを攻撃するよう強制するのではなく、強力な値10のカードにアクセスできるようにしています。つまり歴史どおりの展開を強制するのではなく、歴史を反映するインセンティブを提供することで、プレイヤーに歴史的な展開を取らせようというわけです。
クレジット: https://boardgamegeek.com/boardgame/411129/the-great-northern-war
※売り切れの時は左下の再入荷通知機能からリクエストいただければ、入荷後にメールにてお知らせいたします(ご予約を確定するものではありません)。
- デザイナー: Ray Weiss
- パブリッシャー: Conflict Simulations LLC
- 日本語ルール: A5判12ページ(GoogleドライブにPDFファイルをご用意)
- リーダー・ディスク: 27個
- デポ・ディスク: 10個
- マーカー: 10個
- ポーン: 6個
- マップ: 1枚
- カード: 一式
プレイ前に歴史背景を少し見ておこうとwikiを読んだらなんか変?
読んでたのが北方戦争でゲームはその後の大北方戦争でした(汗
カードとダイスを使用するシステムは実際にコマを動かして2〜3ターン練習すると理解が早いでしょう。ハンドサイズ(以下HS)とトリックテイクを使うシステムはスピーディで手の読み合いが面白いです。意外と戦闘に持ってくのに手間がかかりHSが必要になってきます。カードの巡りが悪いとトリックをとれず移動も増強もままならなくなります。ドローデッキがなくなるとターン終了のため、トリックをどう構成するかを考える戦略要素もあります。
中小勢力を戦争に呼び込むのには手間とカードが必要でターンをまたぐ準備を求められます。
いろいろ考える要素はあるんですが、なんといっても規模感が抜群でゲーム会でのサブゲームとして活躍してくれそうです。
ただ、ルール明確化とコンポーネントの整理はもう少し必要です。
・マップはとにかく小さい。購入したらすぐにA3に拡大コピーしてください。文字が小さいしエリアが狭いです。
・スートの強弱はブリッジの順にするか、マップのトラック順にしてほしかった。どちらとも違うのでつい混乱します。
・デンマークとノルウェーが参戦するとフレデリックとショルテンをコペンハーゲンに配置しますがショルテンはオスロにも配置できるようにしないとスウェーデンはオスロただ取りになります。(これはバルト海の海上移動がスウェーデンにしかできないためです。コペンハーゲンからMalmoへは移動できるようにしてもいいかも)
・決断カード取得のトリックの際にカード内容を先に明かすのかが不明です。ブラインドのほうがランダム性が増して手を読みにくくなりますが、重要ではないカードに良い手札を使うリスクも増えます。個人的にはブラインドをお勧めします。
・オブジェクティブを失うとHSを失いますが、獲得してもHSは増えるとは書いてありません。おそらくHSを増やす決断カードがあるのでそれをプレイしない限りHSは増やせないと解釈しました。
このゲームの概念を理解するにはルール読解だけでは足りませんでした。対人で視点の異なる解釈があってその良さを理解できました。なおルール自体は難しくもないし量もありません。
プレイの例とかが少ないので、あれ?となりやすいです。
できればBONSAI GAMESさんがコンポーネントのリファインとルールの明確化をしてくれたらなー そうすれば☆5だなー(上目遣い)