• 適正プレイヤー数: 2人（2人が最適）
• ソリティア適性: B（情報秘匿ルールがない、またはあっても影響小）

タイトルの「11日戦争」とは、中央同盟軍が第一次世界大戦の東部戦線で行った「ファウストシュラーク作戦」を指します。攻勢は1918年2月18日から3月4日まで行われ、ロシア側が内戦と革命で混乱していたこともあり、中央同盟国はバルト三国、ベラルーシ、ウクライナの莫大な領域を占領しました。ゲームは当時の混沌とした状況を再現しており、中央同盟軍とボリシェヴィキ軍の他、第三勢力として「緑軍（バルト三国やウクライナなど）」が登場。これらは「アジトプロップ（アジテーション＆プロパガンダ）」を通じてどちらかの陣営につきます。

軍事作戦は、移動フェイズ、戦闘フェイズの後、ショック（打撃）能力を持つユニットだけ第2戦闘を行えるのが特徴。これらのユニットは鉄道沿いに2ヘクスの戦闘後前進が行えるため、両軍とも鉄道沿いに進撃することになります。

ヒストリカル・シナリオの他、マックス・ホフマンが提言した東部戦線での攻勢継続、ボリシェビキによる「世界革命」という、両軍が激しく攻勢を行う状況設定を楽しめます。