『Enemy Action: Kharkov』は、カード＝ドリブン・システムの作戦級ゲーム・シリーズの第2弾で、第三次ハリコフ戦をテーマにしています。デザイナーは「バルジの戦い」で有名なジョン・バターフィールド。

独ソ両軍は毎ターン一定数のカードを受け取り、それを用いてフォーメーション（ドイツ軍なら軍団単位、ソ連軍なら軍単位が基本）を活性化させ、部隊に作戦を行わせます。あるいは特別なイベントを実行したり、戦闘を有利にする戦術リソースとしても活用できます。また上級フォーメーション（ドイツ軍なら南方軍集団とマンシュタイン、ソ連軍は戦線とスタフカ）を用いて大規模な作戦も行えます。

戦闘解決はダイスを用いないユニークなシステム。攻撃側は一定の条件に従って戦闘チットを引き、そこに記されている条件が戦闘の状況に適合すればそのチットが有効となり、記載されているヒット数が適用されます。防御側なら有利な地形にいれば、攻撃側なら高比率で攻撃を行えばチットが有効になる確率が上がり、その他にも砲撃・航空支援や側面攻撃や各種戦術など、戦闘に影響する要素は様々。

対戦ゲームの他、ドイツ軍用ソリティア、ソ連軍用ソリティアも用意され、それぞれマップが異なり、ルールブックとカードも別々に用意されています。

※当店では購入特典として、対戦ゲームの日本語ルールブックと対戦ゲーム用の印刷済みカード（要断裁、カードスリーブに製品のカードと一緒に入れて使うことを想定しています）を用意しております。
※2023年12月19日更新: ドイツ軍用ソロゲームの日本語ルールをPDFに追加しました。PDFのみの提供になります。ドイツ軍ソロゲームはルールのみです。ドイツ軍ソロゲームのカードその他の訳はついておりません。またソ連軍ソロゲームに関しては翻訳の予定はありません。